コモでは美味しさはもちろん、商品やサービスの安全性向上を最優先に、原材料の選定から商品がお客様のもとに届くまで、あらゆる面から安心・安全への取組を行っています。
愛知県小牧市にある本社工場は、国内各所へのアクセスに優れた立地です。そこから「安心」と「安全」をお客様に届けるべく、コモが実施している管理体制についてご紹介します。
コモはさらなる食品安全性の向上と品質維持を目指し、2021年10月に本社工場にて、食品安全の国際規格「FSSC22000」の認証を取得しました。この仕組みが製造工程の中で有効に機能しているかを常に管理し、食品安全レベルの向上に継続的に努めていきます。
工場名 | 株式会社コモ 本社工場 |
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適用規格 | FSSC22000 |
審査登録範囲 | ロングライフパン(一部缶入り)及び 焼き菓子(ビスコッティ、クグロフなど)の製造 |
登録日 | 2021年10月21日 |
原材料の品質と安全性に問題が無いことを確認するために、原材料メーカーから規格書や分析試験成績書等を入手しています。また、品質管理部で原材料の抜取検査を実施しています。新規のサプライヤー(調達先)から原材料を仕入れる場合は、事前に工場の実地調査を行い、衛生環境、設備などの状況を確認しています。この実地調査は規格書や分析試験成績書等と合わせて、原材料の品質と安全性を確保するために不可欠なものとして、厳格な基準のもと、実施しています。
商品パッケージに記載する原材料名やアレルギー表示は、お客様にとって重要な情報となります。食品表示法等、法令に基づいた正確でわかりやすい表示を徹底するため、食品表示診断士の資格を有する専任の担当者が表示の作成、管理を行っています。また、お客様により安心してお召し上がりいただけるよう、アレルギー表示について、表示が義務付けられている「特定原材料」だけでなく、表示が推奨されている「特定原材料に準ずるもの」も表示するよう努めています。
表示が義務付けられているもの
表示が推奨されているもの
表示例
表示が義務化されている特定原材料8品目及び表示が推奨されている20品目を原材料名の中に表示しています。
※実際の商品では、アレルギー表示に赤線は引いておりません。
表示例
特定原材料(法律で表示が定められた8品目)と、それに準ずるもの(表示が推奨されている20品目)について、原材料名とは別枠での表示を推進しています。
※スペースが狭いなどの理由により別枠表示をしていない商品もあります。
各商品のページでもアレルギー情報を提供しています。
異物混入防止や製品汚染防止のため、工場へは専用の作業着を着用した上で入場します。入場前に全身ローラー掛けし、エアシャワーの通過と石鹸やアルコールを用いて手指の消毒を行っています。また、フードディフェンス強化のため、工場内各所に記録を残すためのカメラを設置しています。
安心・安全なパンを提供するためには、従業員の理解が必要不可欠です。コモはOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)の他、定期的に外部講師を招いての集合教育や、DVD等の教材を用いた従業員教育を実施しています。教育のテーマはHACCP(※)やアレルゲン、防虫防鼠、サニテーションなど多岐にわたります。
(※)HACCPとは、食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。
「お客様サービス室」では、お客様から寄せられるお問い合わせやご意見、ご指摘を関連部署と共有し、サービス向上に役立てています。発生した品質クレームやトラブルは1つひとつ徹底的に原因究明を行い、再発防止に努めています。
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